今回のブログでは、フォロワーシップに学ぶ提案の形とはについてお伝えします。
なぜ、フォロワーシップという組織活性化理論について取り上げたかと言うと
提案の1つの方法として、組織論を知っておいた方が、
踏み込んだ、他者と差別化できる提案ができるからです。
取引先の方は、完璧ではありません。何かしらの問題を抱えています。
従って、リーダーを部下が支えなければいけない状況もあります。
特に、変化が激しい時代となり、 リーダーの経験則に基づく組織管理では
成功しないことが多くなってきました。
リーダーをうまく支えて、 組織を上手く円滑にするフォロワーシップの考え方が
転職市場などで、評価されています。
当然、セールスや営業の場面で、 この概念を知り実行している人も評価されています。
フォロワーシップの考え方、あなたの現状と改善策、
営業・セールスにどのように生かしていくか説明します。
*音声メディアでも視聴可能です。
下記URLをクリックしてご利用ください
https://stand.fm/episodes/61e456da9b36ff0006efd937
フォロワーシップとは何か
フォロワーシップとは、どのようなものでしょうか。皆様はご存じですか。
【フォロワーシップ】とは、アメリカのカーネギーメロン大学のロバート・ケリー教授が
1992年に出版した著書のなかで提唱した考え方で、
「上司の盲点を把握し、サポートする姿勢」のことを言います。
変化が激しくなり、上司が状況を把握することは難しくなってきました。
このため、現場で働く部下の情報に基づいて、意思決定を行う場面が増えてきました。
この変化によって、必要とされるようになったのがフォロワーシップ人財です。
盲目的に上司をフォローする人財です。
しかし、フォロワーシップ人財は、 全体の3%しかいないと言われています。
特に、日本の場合は指示待ちの従業員が多いと言われています。
営業・ セールスの場面でも活用出来ます。
最新の情報等、お客様にとって価値のある情報を提供する等、
忙しいお客様の状況を把握し、サポートに役立つ提案ができると信頼されます。
あなたのフォロワーシップを把握する
ではあなたのフォロワーシップはどのような状況でしょうか。
10問回答するだけで、現状が把握できます。
URLを添付しますので、ご確認ください。
URLが見えない方は、画像をご覧ください。
https://president.jp/articles/-/45504?page=2
*提言力に関する質問(5問)
*率先力に関する質問(5問)
皆様の結果はいかがだったでしょうか。
モリカワの場合は、フォロワーシップAが8、フォロワーシップBが10でした。
フォロワーシップAは、【提言力】を示す、
フォロワーシップBが 【実行力】を示しています。
フォロワーシップは、下記の5つに分類されます。
【順応型】は、提言もしない、上司の指示なら率先して動く人【Yesマン】タイプの人です。
【孤立型】は、提言をするが、率先して動かない人。【批評家】タイプの人です。
【実務型】は、バランス型の人です。現実的に問題がないときは動きますが、
そうではないときには、否定的、率先して動きません。
【理想型】が、提言・率先力があり、フォロワーシップの目指すべき姿です。
フォロワーシップを高めるための政策
理想型のフォロワーシップになるためには、 どのようにしたらいいでしょうか。
2つの観点に分けて説明します。
この考え方は、営業・セールスの提案力の1つの着眼点として活用できます。
1つ目は、提言力の観点です。 レベルを4段階にわけることができます。
1つずつできることを確認した上で、上位に進んでいきましょう。
ただ意見をしているレベルです。問題解決の提言になっていないです。第2レベル:「主体的レベル」
自分なりの意見が言えるようになっています。
第3レベル:「支援レベル」
上司の考えをあらかじめ聞いた上で、自分なりの考えを提言できる人です。
第4レベル:「参謀レベル」
このレベルになると、上司の考えをある程度理解した上で、
上司の知らないことを提言できるようになります。
上司の知らないこととは、社内情報や業界の情報等、上司が把握していない情報です
言い換えるならば、「上司を驚かせる人」とも言えます。
このレベルにはなれば、かなり重宝されるようになります。
営業・セールスの視点からいうと、ヒヤリングを行った上での提案が「支援レベル」
ビジョンなど、数年先の提案(トレンド情報含む)は、「参謀レベル」の提案です。
最低限、レベル3まで、提言力をあげたいです。
もりかわのコンテンツで十分に学ぶことができます。
2つ目は、率先力の観点です。これは2つあります。
1つ目は、私たち(We)の意識を持つことです。
うちの会社はリモートワークを取り入れていないではなく
我々は、リモートワークを取り入れていないという風に言い換えることで
自ら行動する意識が高くなります。
2つ目は、余裕がある時は、自ら率先して仕事をすることです。
仕事に慣れるほど、指示待ちの傾向が強くなります。
それでは理想型のフォロワーシップになることはできません。
かなり意識を高めて行動する事が大事です。
率先力の高め方も、営業・セールスに必要不可欠なことです。
世界に3%しかいないフォロワーシップ人財になるには
時代が変わり、変化が激しい時代に変わってきました。
以前ならば、上司の経験則で、組織運営はうまくいっていました。
しかし、多様化した社会により、上司1人で管理することが難しくなりました。
このため、組織全体で解決する方向性に変わっていきました。
そこで考えられたのがフォロワーシップ人財の育成です。
上司は存在しますが、メンバーも組織運営に一部参画することが
変化に富んだ社会に対応するために、必要とされています。
この意識が強い会社は、 利益やお客様の評価を高めることができるはずです。
まずあなたができることは、提言力の質を上げること、当事者意識を高めることです
ただ指示を待ち、指示通りの業務をしているだけでは生きていけません。
営業やセールスでも同じことが言えます。
組織の盲点を把握し、サポート意識を高め、提案してことが大事です。
もちろん、信頼関係や業界の専門知識や人脈を欠かすことはできません。
珍しく組織論の観点で、営業・セールスで生かせる内容を寄稿しました。
あなたの立ちまわり方が変わり、お客様に愛される存在になっていただけば幸いです。
森川は、占い、MBA、営業経験を活かし、
あなたの性格にあった営業方法をアドバイスしています。
ブログに掲載している内容は、一般的なアドバイスです。
十分に役に立つ情報ですが、あなたにはあわないものもあるかもしれません。
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