より共感力を上げる【共感マップ】の作り方

共感マップ マーケテイング・心理学
もりかわ
もりかわ

こんにちは!商品爆売れを実現する元金融系営業マンのもりかわです。
あなたの特性を活かしながら、成約率UPを実現するクロージング術を
発信しております。プロフィールはこちらです。

今回は、共感力を上げる共感マップの作り方についてお話しします。
商品やサービスを考える時、誰を対象にするのか、
ターゲットを定めたり、ペルソナを設定したりすると思います。
この設定の時に、 ある程度の属性は決めますが、
どんな悩みを持っているのか、ターゲットとなる相手の感情面まで
想定していることは少ないのではないでしょうか。

   
今回お伝えする共感マップを使うことで、
どんなことに悩んでいるのか、詳細に理解することができます。
商談での共感力アップ、提案時でより具体的になるなど
営業面でかなりプラスになるテクニックです。
ペルソナやターゲットお客様を具体的に知りたい方には特にお勧めの内容です。

ヒヤリングでSPIN話法を学びました。こちらも参考にして下さい。
https://gyouen-uranai.com/listen-to-your-worries/

あわせて利用することで、お客様のニーズがヒヤリングできるようになります。


*音声メディアでも視聴可能です。
下記URLをクリックしてご利用ください
https://stand.fm/episodes/626417c590975800065aed45

共感マップとは何か

共感マップとは何か説明する前に、ペルソナとターゲットの違いについて簡単に説明します。

ターゲットとは、 あなたの商品を利用してくれそうなお客様の年齢や性別、
属性などをグルーピングしたものです。

ペルソナとは、 属性などのターゲットだけではなく、 趣味や嗜好、
行動パターンなどを設定したものです。

マーケティングでは、ペルソナを設定することが大事と言われますがこれだけでは不十分です。
何が不十分かというと、感情面に触れていないことです。
どんな悩みを抱えているのかなど、表面的な部分のヒヤリングだけではなく
潜在的な部分に着目していることが、【共感マップ】の特徴です。

共感マップの作り方

共感マップの作り方の手順は下記の通りです。

1.共感マップのシートを用意
2.お客様に質問、社内でのブレインストーミングなどで聞き出した情報を書き出す
3.ペルソナ視点で考えるための6つの要素
4.チーム全体でペルソナを共有、ブラッシュアップしていく

(1)共感マップのシートを準備

まずは、共感マップのシートを準備します。
下記URLよりダウンロードできますので、ご活用下さい。
https://gyouen-uranai.com/wp-content/uploads/2022/04/04c0a4e5674c09095ba688abf87ca74e.pdf

(2)お客様から聞き出した情報、事前リサーチ情報を書き出す

ここで必要な情報は下記の情報です。
・ ブレストによるペルソナの仮説情報
・リサーチによって得たペルソナの情報
・お客様から得た情報

仮説情報が正しい情報かどうか確認することも大事です。お客様からヒヤリングできた場合は、
お客様からの意見を優先するようにしましょう。
ただ、この情報だとしっかり整理されていないため、提案には使いにくいです。
このため、次の手順で整理していきます。

(3)ペルソナ視点で考えるための6つの要素

(2)までで得た情報を6つの要素で分けていきます。
この6つの要素に記載することがない場合、ヒヤリング不足なので、質問して確認しておきましょう。
今回は、釣りゲーム好きな人向けのアプリ開発を例にします。

6つの要素

 ・見ているもの
 ペルソナの方が実際にみているもの。釣りの動画、旅番組を見たが該当します。

 ・聞いていること
  他人から聞いたことです。仲間の噂話、師匠の格言などです。

 ・考えていること、感じた事
  いつも考えていること。口に出して言わないことも含みます。
  例えば、あこがれの釣り道具があり、入手したい等です。

 ・言ったこと、実施したこと
  実際にしていること。高い釣り道具を買うために節約しているなど。

 ・得たもの
  ペルソナがどんなことを得たいのか、考える事。釣りが好きだから
  週末は釣りに出かけたいなど

 ・痛みを伴うもの
  ペルソナが抱えている悩み。釣りが好きすぎて、貯金ができない。

 以上に記載したことは1例です。あなたの方法で実践してみましょう。

(4)チーム全体でペルソナを共有、ブラッシュアップしていく

共有マップにまとめたものをベースに、チーム内でお客様にとって
何が最適か、ブラッシュアップしておきましょう。
情報共有ができ、よりお客様を理解できるようになるので
お客様への共感力アップが期待できます。

共感マップを作ることのメリット

メリットは下記の通りです。
①ユーザの意識・感情を理解することができ、ユーザーのニーズを捉えることができ
 共感することができるようになること。
②組織内で共有しやすくなり、ユーザー目線で議論を活発化できること
③共感ベースとした提案ができるようになることです。

いずれにせよ、共感マップを使うことによって、
何を根拠に、どんな感情を持ったのか理解できるようにように共感力がアップします。
お客様に寄り添った提案、提案後の実行がしやすくなるメリットが多い。

まとめ

皆様、いかがだったでしょうか。
共感マップを作成することによって、お客様がどんな理由で感情に至ったのか
理解できたと思います。お客様の状況に共感してはじめてお客様に
納得して頂ける提案、提案後の実行ができます。
共感してくれる相手に好感を持ちます。
ペルソナ設定したけど、その後お客様をより知っていくためのツールとして
今回紹介した【共感マップ】をご活用ください。
きれいにまとめることで、情報共有が進み、よりよくするための議論も可能になります。


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